03 Books パンクもいろいろだな―『EL ZiNE vol.44』【143冊目】 43号は持ってなかったのかな。毎号買ってたつもりなんだけど、ところどころ歯抜けがある。 ということで『EL ZiNE』の44号、巻頭はデトロイトのスカムメタルパンクス、Shitfuckerの2ndアルバム発売記念インタヴューである。バンド名... 2025.07.01 03 Books1000冊紹介する
03 Books ヤンキーサイバーパンク―天沢時生『すべての原付の光』【142冊目】 豊穣な日本SFの新鋭にまたひとり、注目の書き手が登場か。 いずれもぶっ飛んだ5篇を収録のデビュー短編集である。収録作は以下の通り すべての原付きの光ショッピング・エクスプロージョンドストピア竜頭ラゴス生体都市 まず冒頭2作でぶっ飛ぶ。表題作... 2025.07.01 03 Books1000冊紹介する
03 Books ドラマも楽しみ―マーサ・ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー 下』【141冊目】 AppleTVでドラマ化された人気シリーズ第一弾の下巻。連作短編形式で、上下巻それぞれに2篇ずつが収録されている。時系列で並んでいて、最後はちゃんと上巻の1作目につながってくる(まあそりゃそうなるよな、という展開なのでこれについては「ネタバ... 2025.06.30 03 Books1000冊紹介する
03 Books 50周年―スティーヴン・キング『ビリー・サマーズ 上』【140冊目】 スティーヴン・キング作家生活50周年記念作だそうだ。 主人公のビリーは殺し屋。実はインテリで読書好きなのだが、自分をバカに見せることで生き延びてきた。悪人しか殺さないというポリシーを持っているそろそろ引退を考えている彼のところへ高額なギャラ... 2025.06.28 03 Books1000冊紹介する
03 Books 四国に行きたい―「butazine vol.2」【139冊目】 シンガーソングライターのbutajiさんによるZINE。高円寺の蟹ブックスでおこなわれた発売記念イベント(butajiさんとスズキナオさんのとーく)を聞きに行った際に購入して、帰りの電車で読んだ。 ことさら出版というインディ出版レーベルより... 2025.06.28 03 Books1000冊紹介する
03 Books 現代ジャズの地図―ネイト・チネン『変わりゆくものを奏でる―21世紀のジャズ』【138冊目】 カマシ・ワシントンに始まり、メアリー・ハルヴォーソンに終わる現代ジャズのマッピングを行っている本。トピックによる章立てで、必ずしも時系列というわけではない。 第一章「政権交代」ではウィントン・マルサリスとカマシ・ワシントンによる伝統の継承。... 2025.06.26 03 Books1000冊紹介する
05 Movie 困った映画―『メガロポリス』 決して嫌いではない。 公開前から悪い評判しか入ってこない感じだったフランシス・フォード・コッポラの大作『メガロポリス』。近年はずっとワイン屋に専念していたのだが、葡萄畑を売り払って本作に注ぎ込んだ結果、できあがったのは底抜けトンデモ映画。と... 2025.06.25 05 Movie
05 Movie 変わりゆく同じもの―『罪人たち』 ※わりと内容に触れています 年間ベスト級の傑作である。 『クリード』『ブラック・パンサー』のライアン・クーグラー監督による最新作。いずれも政治的なブラック・ムーヴィでありつつ大ヒットシリーズの一環であることを両立させるという離れ業だったわけ... 2025.06.25 05 Movie
03 Books 本家登場!―『EL ZiNE vol.42』【137冊目】 巻頭はスクリーミング・マッド・ジョージのインタヴュー!表紙の写真からしてインパクトがあるように、特殊メイクアーティストとして有名な氏だが、パンクファンにとってはなんといってもカルト初期パンクコンピ「Killed By Death」の1枚目の... 2025.06.25 03 Books1000冊紹介する
03 Books 10年経っての実現―『EL ZiNE vol.40』【136冊目】 ブログに書く順番が前後してしまったが、38号に続けて読んだのがこちら。2019年の年末号となる。ていうかvol.39がなかったんだけど買いそびれたのかな。38の大倉久保田対談が面白かったので、後編が読めなくて残念だ。 40号の巻頭はThe ... 2025.06.25 03 Books1000冊紹介する