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大久保潤『暗黒編集者が行く本と音楽とサウナの旅』

2024年は仕事を辞めて暇だったこともあり、あちこちに旅行に行きました。目的は様々でしたが、基本的にはタイトルにもつけた「本」「音楽」「サウナ」のいずれかが目当てというものばかり。ZINEイベントでの出張販売やライブ遠征、そして各地でのサウ...
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NOIZ NOIZ NOIZ #4

※5/17追記 販売店情報を追加しました 語ぶるい舎5月の新刊!5/11の文学フリマ東京40で初売りします!ブースはT-40! 巻頭インタヴューはアルバム『暗野』の記憶も新しいうちに新メンバー加入、全曲リアレンジというさらなるチャレンジを打...
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出版レーベル「語ぶるい舎」を始めます

2025年2月7日。本日で50歳になりました。昨年は勤めていた会社を辞め、転職活動の傍ら10年ぶりにZINEを制作。春と秋の文学フリマに合わせて計3冊作ったのですがいずれも手応えがあり、就職がどうなるかによらず、今後も個人出版活動を継続して...
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NOIZ NOIZ NOIZ #3

12月の新刊第二弾は特殊カルチャー誌『NOIZ NOIZ NOIZ』の第三号! 今回は10年も空かなかった!(笑) 巻頭には、あまり国内の音楽メディアでは取り上げられていないアーティストのロングインタヴューを一挙掲載。関西サイケの新鋭「秘部...
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吉川浩満・平山亜佐子『部屋と自炊本と私 本や資料の電子化&活用術』

12/1(日)開催の文学フリマ東京39に2冊の新刊を用意して出店します。まずは一冊目をご案内。 文筆家・挿話蒐集家の平山亜佐子さんがシラスで毎週配信している「平山亜佐子のこちら文献調査局」。その1コーナーとして文筆家・編集者・YouTube...
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NOIZ NOIZ NOIZ #2

*2024/6/22更新:下の方に取扱店情報を追記しました 2014年秋の文学フリマに出店した「#1」より10年の時を経て、紙版「NOIZ NOIZ NOIZ」の第2号を刊行いたします! 巻頭は3大インタヴュー。HOMMヨの活動休止を経て新...
05 Movie

やはり歌詞が字幕で出るのは嬉しい―『カセットテープ・ダイアリーズ』

『Letter To You』のいまひとつ消化不良だった部分を解消すべく、スプリングスティーンの歌詞が堪能できると評判のこちらを鑑賞した。 80年代末、サッチャー政権下のUK。ナショナルフロントが台頭し排外主義がきつくなってきている郊外の小...
05 Movie

『ブルース・スプリングスティーン Letter To You』

雪の積もるニュージャージーの田舎の小屋にブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドの面々が集合。 2020年にリリースされたアルバム『Letter To You』レコーディングのドキュメンタリーである。気心の知れた面々……なのかと...
05 Movie

無法の王者 ジェシー・ジェームズ

西部劇ではおなじみの無法者ジェシー・ジェームズの伝記映画で、ニコラス・レイが監督している。 銀行強盗に失敗し、仲間が一人またひとりと倒れるなかジェシー・ジェームズとその兄フランクが逃走するところから映画ははじまり、逃走を追いながら並行して彼...
03 Books

同人誌の層が厚いジャンル―「Re-ClaM ex vol.5」【120冊目】

2023年刊行。たぶん刊行時の文学フリマで買ったんじゃなかったかな。 表紙画像は白地に赤だが、実物は茶色い紙に赤一色で印刷されているんでちょっと印象が違いますね。 古典ミステリ研究の同人誌「Re-ClaM」の別冊で中短編の翻訳が3本掲載。 ...
03 Books

ボリュームは小さいが企図は大きい―稲葉振一郎『市民社会論の再生 ポスト戦後日本の労働・教育研究』【119冊目】

近代(ざっくり19世紀)→現代(ざっくり20世紀)→現代という段階的な時代区分の根っこにあるのはマルクス主義歴史観だが、マルクス主義自体が失効している現在において、その段階論も見直されつつある。そのまとめ直しを、労働運動の研究者である東條由...
03 Books

ぼくにとってレヴューとは―『激音夜話 ISSUE OF REVIEW』【118冊目】

先日刊行された『激音夜話 "3LAインタビュー傑作選 2010~2025"』もまだ読んでないのだが、棚からこれがでてきたのでとりあえずこちらを先に読んだ。 Long Legs Long Arms(略称3LA)という激情ハードコアなどを主に扱...
03 Books

これまた強烈に変な本―アラン・マバンク『割れたグラス』【117冊目】

酔いどれアフロ・マジックリアリズムとでも言うべきか。あとブコウスキー感が微妙にあるかもしれない。 国書刊行会から始まった「アフリカ文学の愉楽」という叢書の第一弾。コンゴ共和国の下町にあるバー「ツケ払いお断り」(なんつー店名)が主な舞台。語り...
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「信じてない」のにこんな大著をものにする情熱がいちばん興味深いかも―伊泉龍一『スピリチュアリズムの時代 1847-1903』【116冊目】 

タイトル通り、19世紀後半の主に英米におけるスピリチュアリズムの一大ムーヴメントについて詳しく経緯を辿った本である。先日、森本在臣さんと本を紹介し合うYouTube動画でちらっと紹介した一冊。あの時点では読み始めたところだったのだが、ようや...
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1年半でも一昔感ある―『SFマガジン 2024年2月号』【115冊目】

SFマガジンとミステリマガジンは毎号買ってるんだけど、全部書斎の「積読タワー」(こういうやつ)にぶっこんであって、もう2年分くらい溜めてしまっている。今年はこれを全部読むぞ。と、こないだ決めた。ということでまずは目についた中で一番古いSFマ...
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とにかくこれが撮りたかったんだな―『ノスフェラトゥ』

古典のリメイクが流行っているらしく、秋にはギレルモ・デル・トロによる『フランケンシュタイン』がNetflixで公開されるなんてニュースも最近は目にした。そんな流れに乗ってか、ロバート・エガースの『ノスフェラトゥ』リメイクもアメリカでは大ヒッ...