2024/07/29(月)がっくり

02 Too Fast To Live Too Young To Die

4時半に寝たのだが8時過ぎに目が覚めたのでそのまま起きてしまうことに。
朝食にトマトソースのホットサンド、目玉焼き、桃

「10年メモ」に5月の記録(日記帳から主だった出来事を書き写す)。
昼食は冷やしそば

落語を一席聞きながら出かける支度して分倍河原へ。ハローワークで職業訓練の相談をする。願書まで出してしまおうかと思っていたのだが、説明を聞くと訓練期間中に失業保険の支給が切れることが判明。職業訓練を受ける間は受給期間が延びると聞いてたのだが、受講開始時点で90日残ってないといけないのだという。惜しいことに84日しかなかった……分倍河原まで来たのでブックオフ(そこそこ大きい)やマルジナリア書店に寄るつもりでいたのだが、がっくりして元気もなく聖蹟桜ヶ丘に戻る(暑いせいもある)。飯田橋まで見学に行ったの無駄足だったなあ。

図書館でCD返却、落語とジャズのCDと、予約してた本(思ったより重かった……)を借りてドトールへ。『「百年の孤独」を代わりに読む』を読み進む。読んでる間にも一本、お祈りメールが届く……。半分くらいまで読んで帰宅。

夕食のあと、昨日から始めた「古典を読む」。とりあえずプルースト以外の課題図書は今朝自炊しておいたので、PDFにマーキングしながら読むことにする。これやっぱ頭の整理にいいな。

DVDで『夢の中の恐怖』。コスミック出版のDVDボックスで、1枚目だけ観てその後ずっと放置してたやつをちゃんと観ようと思い立ったのである。

郊外の屋敷に招待された建築家。案内されるままに家の中に入っていくと、そこは何度も夢に見た建物と人々がいた(何度も見るけどすぐに忘れてしまい、またその時になると思い出すのだそうだ)。
夢のとおりになるのであれば、このあとには悲惨な結末が待っている。同席していた精神科医に説明してもまったく取り合ってもらえない。やがて居合わせた人々も順番に自身の不可思議な体験を語り始めた……という形のオムニバス。
個々のエピソードもそれぞれに工夫があって面白い(それぞれ監督が違うらしい)し、全体のオチも気が利いている。

『『百年の孤独』を代わりに読む』読了。
『百年の孤独』のあらすじを記しつつ、様々な別な作品(ドラマなど)へと脱線し、さらにそれと並行して「代わりに読む」とはどういうことなのかを考えていく。だんだんあらすじと脱線が付かず離れずの関係になっていくあたり、かなりの超絶技巧なのではないか。
そして最終的には「代わりに読む」ことはできないということに希望を見出す。代わりに読んでもらうことができないのであれば、自分が読むしかないのだ。
脱線の方を面白く読んでしまって、あらすじのほうがなかなか頭に入ってこなかった(せっかく代わりに読んでくれてるのに)。結果として『百年の孤独』が読みたくなったので、よかったんじゃないかと。とはいえ自分がいま書いてる原稿ももうちょっと連想や飛躍があったほうがいいなと思った。

『百年の孤独』を代わりに読む 友田 とん(著/文) - 早川書房
ガルシア=マルケス『百年の孤独』を読者の代わりに読む「私」。ところがすぐに脱線し始めて……話題を呼んだ自主制作本を文庫化 - 引用:版元ドットコム

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