2025/03/22(土)シンポ、交流会、脱稿、ライトハウス、再読本、SSU

02 Too Fast To Live Too Young To Die

昼起床
キムチ味噌煮込みうどん

昨日読んだ『いなくなくならなくならないで』は前回の芥川賞をなんで取れなかったんだっけと思って選評を見直す。

芥川賞-選評の概要-第171回|芥川賞のすべて・のようなもの
芥川賞第171回(令和6年/2024年上半期)の選評(一部)の紹介。および、受賞作・候補作に対して各選考委員がどのような評価を下したのか、選評から判断してマークで示しています。 || 出典『文藝春秋』令和6年/2024年9月号 || 受賞:...

そうか、『バリ山行』と『サンショウウオの四十九日』が取った回か。受賞作いずれもインパクトのある作品だったのに対して『いなくなくならなくならないで』は評価は低くないものの◎がひとつもない。まあそういう感じはわかるかも。

14時から応用哲学会シンポジウムにオンラインで参加。

三宅香帆+酒井泰斗・吉川浩満 - ワークショップ「読書」 - 応用哲学会第16回年次研究大会シンポジウム(2025年3月22日)
2025年3月22日に開催する応用哲学会シンポジウムの案内頁です。

三宅香帆『それを読むたび思い出す』を題材に「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」の方法で読書会をおこなうというもの。
前半、オンライんだとかなり音声がの状態が悪く、何を喋ってるのか全然わからない……。チャット欄とのやりとりなどの協力も経て途中からはなんとか改善(思わず拍手した)。
あの読書会フォーマットに著者本人が同席するというのも面白い試みではあるけど、やっぱり「一冊の本を四回かけて読んでいく」というのもあの読書会の重要なポイントなので、一回こっきりだと今ひとつ消化不良な感もある。とはいえホワイトボードも当日の質疑も盛り上がったし、これを期に参加者が増えるといいなと思いました。

noteに活動報告をアップ

活動報告「後藤護のこの洋書がヤバい!」第2回をアップしました&ZINEフェス仙台に出店します|junne
第一回の「ハリー・スミス」特集も大好評だった後藤護さんの洋書紹介番組「この洋書がヤバい!」の第2回をアップしました。 今回は満を持しての「GOTH」特集。デビュー作『ゴシック・カルチャー入門』の参考文献から最新の専門書まで、さまざまな本を紹...

夕食後、今度は「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」参加者のオンライン交流会。昼間のシンポジウムの感想や、読書会への参加についてのスタンスについての意見交換など。

ジンの原稿の加筆が終わった。まだ手を入れる必要はあるんだけど、ひとまずこれで組んでしまおう。原稿上で見出し設定もしてあるので、そのまま流し込めるはず。

U-NEXTで『ライトハウス』。

ロバート・エガースは全作品とにかく絵力の強さ、世界観の構築力がものすごい。これはその究極かもしれない。ますます『ノスフェラトゥ』が楽しみになってくる。

永田希『再読だけが創造的な読書術である』読了。
前作に引き続きそもそも完全な読書とは不可能であるという前提からの「再読」によるネットワークの再構築(=テラフォーミング)という話。これは音楽や映画でも言えるなと思った。

『再読だけが創造的な読書術である』永田 希|筑摩書房
筑摩書房『再読だけが創造的な読書術である』の書誌情報

風呂でBLACKHOLEのヴェノム特集の続きを観る。一時間かけてSSUの迷走ぶりについておさらい。ここからようやく『ヴェノム ザ・ラストダンス』の話に入る(笑)。ていうかホークさんはなんでそんなに『マダム・ウェブ』が好きなのか(半分ネタになってるとはいえ)。まあぼくも観てないのだけど。

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