巻頭は北上次郎追悼。
過去の取材記事や書評・解説等の再録あり。
どちらかというと彼については「本の雑誌創設者の目黒考二」として顔のほうに馴染みがあり、北上名義の書評はあまり熱心に読んでいなかったのだが、本の雑誌の追悼特集やこの特集などを読んでいると、つくづく代わりのいないひとだったのだなと思う。
表紙になっているが実質第ニ特集のクリスティ特集は未訳の戯曲を掲載。前回のクリスティ特集にもやはり戯曲の翻訳が載ってたのだが、今回のほうが面白かった気がする(登場人物が少なくて話がシンプルだったからかもしれない)。
ちなみに書評コーナーでアルジェント本を紹介してもらっています。
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