Apple TV+のお試しに入ったのでしらばくそこで観たものが多くなります。

まずはトッド・ヘインズ監督によるヴェルヴェッツのドキュメンタリー。
メンバーを含む関係者の証言を中心に、膨大な映像コラージュを施しながらバンドのヒストリーを描いていく。
必ずしもバンドとは関係ない映像をコラージュしていく手法って最近たまに見かける気はするんだけど、あれは誰が始めたものなんだろうか。
わりと芸のない感じでインタビュー映像をつないでいくだけの映画も多い中、まあ映像的に工夫はされてるなとは思う。
関係ないけどそのスタイルの究極系がボウイの『ムーンエイジ・デイドリーム』なんじゃないかな。あれはもうほとんど晩年のゴダール映画の域だった。
さておきヴェルヴェッツに話を戻すと、内容的には概ね知ってる話ではあるのだけれど、若い頃の彼らの姿、特にルー・リードの屈託のない笑顔なんかを見ると、この人たちも若者だった頃があるんだなあという感慨はある。
あと前身バンドのプリミティヴズにはルーとジョンだけでなくトニー・コンラッドまで参加してたというのはちょっと驚いた。そしてインタビューにラ・モンテ・ヤングが登場している!

最後に流れる「ヘロイン」の映像はおそらく72年のルー、ジョン、ニコのライヴ。CDは持ってるんだけど、映像あったのかこれ。どこかでフルで観られないだろうか。
そしてその後、エンドロールで流れる「All Tomorrows Parties」はつくづくいい曲だなあと思いました。GE666でもやってるのでよかったら観てください!

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを視聴 - Apple TV (日本)
アイコンとなった伝説のロックバンド、そのレガシーに迫るドキュメンタリー。彼らの目まぐるしい軌跡と時代に与えた衝撃を、貴重なアーカイブ映像や独占インタビューを織り交ぜながら、トッド・ヘインズ監督が前衛的かつ大胆に描き出す。
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