2025-04

03 Books

SFはもっと読みたい―『SFが読みたい!2025年版』【66冊目】

去年はけっこう読んだなあ。早川書房から毎年出ている年間ベストアンケートのムック。もう4月だが先日ようやく入手したので目を通した。 例年よりも年間ベストの既読率が高い。特に国内編はベスト10(同率10位が2冊あるので11冊)のうち8冊は読んで...
02 Too Fast To Live Too Young To Die

2025/04/11(金)長い小説、ミステリとの出会い

9時半起床。妻は今日も寝込んでいる。かわいそう。取材のための会議室を手配したりnoteの新譜新刊情報を更新したりする。パティ・スミスまた自伝出すのか。 昼食は妻のぶんも和風きのこパスタ作る。ちょっと塩っぱかったかな。 日記2日分、読書メモ2...
03 Books

自我と他者―キム・チョヨプ『派遣者たち』【65冊目】

「氾濫体」と呼ばれる菌類と、それが引き起こす「錯乱症」の脅威から逃れ、人類は地下で暮らしている未来。 主人公のテリンは地上に行ける「派遣者」を目指し訓練を受けているのだが、頭の中に誰かがいるような感じがする。どうも脳に入れた記憶補助装置「ニ...
02 Too Fast To Live Too Young To Die

2025/04/10(木)うどん、有隣堂、リディアン、平凡

昼前に起床。妻が寝室に籠もっているので、昼食に妻の分もうどん作る。 有隣堂でグラングリーン大阪以外でもZINEの取り扱いを始めるということで、ちょっと前に出品の相談を受けてたのだがが、仙台行きの前に『部屋と自炊本と私』の注文が来てたのを思い...
05 Movie

オリジナルの方はどうなんだろう―『俺たちは天使じゃない』

だいぶ前にBSで放送したのを録画してたやつ。当時は知らない映画はとりあえず録画する方針だったので、これも内容とかはまったく知らずに録画してあった。ハードディスクがパンパになったのでこの方針はいまでは放棄されている。 1955年にハンフリー・...
03 Books

文体と内容―二葉亭四迷『浮雲』【64冊目】

長谷川二葉亭は日本近代文学を作った人物である。 『浮雲』といえば「言文一致体」を初めて導入した小説だというのが文学史における定説だ。実際に読んでみると、普通に読めるので驚く。もともと落語の速記を参考にしたと言われてるだけにリーダビリティは高...
03 Books

ショウケースとして最適かも―『現代短歌パスポート3 おかえりはタックル号』【63冊目】

世は短歌ブーム。文学フリマなんかでも最近は一番の人気ジャンルのひとつとなっている。思えば十数年前に、高橋源一郎の書評集みたいな本のなかで現代短歌が熱いみたいなのがあって、アンソロジーをいくつか読んだりしたものなんだが、その後継続的にフォロー...
02 Too Fast To Live Too Young To Die

2025/04/09(水)未知の演芸と遭遇した

7時半頃目が覚めてしばらくSNSなど見つつ二度寝したら1時近くまで寝てしまう。昼食に鶏うどんを作り、昨日読んだ「ユリイカ」の読書メモをノートにつける。 YouTube収録やらZINE用の対談収録やらの相談をしつつNOTEのスピルバーグ連載を...
02 Too Fast To Live Too Young To Die

2025/04/08(火)自称他称、CINEMA 3×3、詐欺、ユリイカ

11:45起床。起きたら広末涼子が逮捕されていた。自称広末涼子と報道されている。ぼくが捕まったら自称暗黒編集者と報道してもらえるだろうか。後藤護さんが考えたので他称なんだけど CINEMA 3x3の音源ファイルをStandFMにアップしよう...
05 Movie

嫌いではないです―『コッポラの胡蝶の夢』

ナチスの足音が近づくルーマニア。年老いた言語学者のドミニクは自分の仕事を完成させられなかったことを悔いながら、若い頃に別れた恋人のことを思い出す日々。ある日雷に打たれたショックで身体は若返り、あらゆる言語に精通する超知能を獲得する。彼に目を...