2025-07

03 Books

51冊目50号―「EL ZiNE vol.50」【158冊目】

0~49号までを振り返る巻頭特集。この号は売れたとか売れなかったとかコメントがついていて、ぼくなんかはわりと毎号買っている(つもりでいたけど意外と抜けてた)のだけど、やっぱ号によって買う人買わない人っているのだなあと素朴に思いました。 表紙...
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夢の話など―「群像 2025年6月号」【157冊目】

芥川賞候補作を全部掲載誌で読むシリーズ第2弾は「群像」である 「群像」6月号は駒田隼也「鳥の夢の場合」の掲載号。第68回群像新人文学賞の受賞作として掲載された。マジックリアリズムというか、白日夢的な雰囲気があって悪くない。芥川賞の候補にはな...
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カラフル&エキゾチック―サラーム海上『SouQ vol.14』【156冊目】

ワールドミュージックのライターとして、そして世界の料理研究家として活躍しているサラーム海上さんによるZINE。2021年に出た号を買ってあったのを棚から発掘した。 毎号全ページオールカラーなのだが、今回は初めてのアフリカ(モロッコを除く)と...
01 info

DJ Set List for Industrial Poetry vol.6

7/19(金)に開催されたイベント「Industrial Poetry」でDJをやってきました。 今回は「Cosmic & Spiritual」というテーマで臨みました。ということで、以下セットリストです。 Phillip Glass / ...
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ひっそり続く異形の偉業―スズキロク『よりぬきのん記2023』【155冊目】

先日、ライムスター宇多丸さんのラジオ「アフターシックスジャンクション2」(アトロク2)で「このマンガがすごい面白い2025」というのが放送された。 そのなかでトップで紹介されていたマンガがスズキロク『よりぬきのん記2024』。紹介者が「手に...
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たのしい魔窟―小山力也『古本屋ツアー・イン・日下三蔵邸』【154冊目】

日本有数の魔窟との苦闘の記録だが、みんな楽しそうで良い。 ミステリやSFなどの分野で活躍している評論家・アンソロジストの日下三蔵邸の蔵書整理記録。ブログ「古本屋ツアー・イン・ジャパン」で日記形式で書かれたものを加筆修正して書籍化したもので、...
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嫌いじゃないはずなんだが―『このホラーがすごい! 2025年版』【153冊目】

昨年に引き続き宝島社より刊行されたホラー小説の年間ベストムック。SFやミステリのランキングに比べて既読率が低かったように思う。ランキングベスト20のうち読んでいたのが国内編で3作、海外編で1作。ただし、いずれも自分としてはSFとか幻想文学の...
02 Too Fast To Live Too Young To Die

2025/05/24(土)初めての豊洲

10時半頃起床。読書ノートを書いたりする昼食にカレーうどん 読書会向けて課題図書の目次を検討 14:55に家を出て豊洲へ。何十年ぶりかで着るこのシャツ 初めておりる駅だが、いきなり公園だのBBQ上だのあるんだな。いかにも埋立地って感じ。 豊...
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「たえまない光の足し算」と「トラジェクトリー」―『文學界 2025年6月号』【152冊目】

前回から、「芥川賞候補作の載っている文芸誌を一冊丸ごと読む」というのをやってみている。今回は候補が4作しかない。そのうえ、うち2作は同じ雑誌に載っているので楽だ。ということで、まずは候補作2作掲載の「文學界」6月号。芥川賞候補作は日比野コレ...
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継続の力―『EL ZiNE vol.49』【151冊目】

vol.0からスタートしているのでこれが50号目。隔月で出し続けるだけでもすごいが、この継続力もすごい。見習いたい。 巻頭のEVILはブラック・スラッシュメタルの新鋭。これまでの全ライヴが1ページに掲載できるくらいの活動歴なのにNuclea...