いよいよ来週にはロバート・エガースの新作『ノスフェラトゥ』が公開。「NOIZ NOIZ NOIZ #4」で特集を組んでしまうほど楽しみにしております。
ということでそれに先駆けて先日観た「ヘンゼルとグレーテル」に続き、初期短編を観た。

前作はグリム童話をサイレント時代のルックで制作するという凝ったものだったが、今回はポーの『告げ口心臓』の映画化。基本的に原作に忠実に撮られているが、見どころは老人が等身大の人形というところか。これがまた雰囲気のある人形なんですよ。

あくまで本格デビュー前の習作という感じの作品ではあるが、本作から撮影監督のジェアリン・ブラシュケが参加。以後、長編デビュー後もすべての作品で撮影を手掛けている。エガース作品のあの雰囲気を支える重要なスタッフだ。
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