四国に行きたい―「butazine vol.2」【139冊目】

03 Books

シンガーソングライターのbutajiさんによるZINE。
高円寺の蟹ブックスでおこなわれた発売記念イベント(butajiさんとスズキナオさんのとーく)を聞きに行った際に購入して、帰りの電車で読んだ。

ことさら出版というインディ出版レーベルより、5月11日刊行ということなので文学フリマ東京での発売ということだろう。
butajiが2024年におこなった四国ツアーの記録なのだが、そもそもはbutajiさんが四国に行ったことがないと聞きつけたことさら出版氏がツアーを企画したのだという。ツアーの一部ではスズキナオさんもDJとして同行した。
そもそもbutajiさんとナオさんは「遠い街」というユニットを作ってことさら出版からCDもリリースしている。ということで今回のZINEでもこの二人による旅についての対談や、それぞれのエッセイ(およびことさら出版氏によるエッセイ)を収録。
写真が豊富、しかもオールカラーで楽しい。

弾き語りのシンガーの国内ツアーというのは、ここ数日読んでいるEL ZINEによく掲載されているパンクバンドの海外ツアーとは当たり前だが全然違う。もうちょっと日常に近い感じがするというか。そこは当人のキャラやテンションにもよるものでもあるとは思うが。

ともあれ自分も四国には行ったことがないので、ますます行きたくなったのだった。文学フリマ香川の抽選に落ちたのが悔やまれる。次はもっと早く申し込みたい。

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