今年になってからよく聴いているポッドキャスト「ブックカタリスト」で取り上げられていた本。

著者のひとりであるjMatsuzakiをゲストに迎えて収録されているのだが、このひとはNotionでツェッテルカステンをやる方法みたいなブログを書いた人としてぼくのなかでは記憶されている。

共著者の佐々木正悟はライフハック系の本や記事をたくさん書いてる人として認識している。著書もなんか読んだことある気がする。『記録するだけでうまくいく』だったかな。

さて、仕事術とかライフハックみたいな話というとタスクリストを最初に作るということになっていることが多い。とにかくやるべきことを全部書き出して、優先順位をつけて、大きなタスクは細かく分解して、みたいなやつ。
本書では、とりあえず「今日やること」を3つ書きだす。そして、それを1分でもやれば「先送り」はしなかったと考えて、そのうえで一日の終わりに「先送り」としてしまったものがなかったか振り返る、という手法を推奨している。
けっきょく大量にタスクを書き出しても、大部分が未着手だったりすると凹むのでよくないということ。とにかく完璧主義によるハードルをなるべく排除するという方法だ。
そして、それらのタスクをするときには記録をとる。何時何分にスタートして何時何分に終了。これを積み重ねることで、タスクにかかる時間の見積もりの精度が上がっていく。このへんは『記録するだけでうまくいく』なんかでも書かれていた気がする。
とにかくそうやって見積もりの精度を上げながら毎日の計画を立て、日々のルーチンを設計していく。
ここまでが基本的な考え方で、あとはそれにともなう考え方やTipsなど。
ぼくもとりあえず絶対その日にやることを3つ手帳に書き出して、1分でもやればチェックを入れ、終了したら線を引いて消すということをやってみている(タスク自体はたくさん書き出してるのだが、そのうちの「これだけは」というのに◯をつけておいたりする)。
1分でもやれば「やった」という扱いでOKというのはたしかに精神衛生上とてもよい。あと、一日に可能な作業量の目安もつけやすくなってきた気はする。
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