03 Books ジム・デロガティス『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』【170冊目】 『あの頃ペニー・レインと』という映画がある。ロック評論家から映画監督に転身したキャメロン・クロウが音楽ライターとしての駆け出し時代のことを描いた自伝的青春映画で、ぼくは正直なところ決して好きではないのだが(色んな人を踏み台にしてきたことを美... 2025.08.24 03 Books1000冊紹介する
03 Books 「リスト潰し読書」の前段として―プラトン『ゴルギアス』【169冊目】 影響を受けやすいタイプなのである。近藤康太郎『百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術』という本をちょっと前に読んだ。そこで「読むべき本のリスト」をつぶしていくという読書法が推奨されていたのだが、中でもそのリストとしてお薦めとされていたのが... 2025.08.18 03 Books1000冊紹介する
03 Books Industrial Poetry vol.6 怪文書【168冊目】 持田保さん主宰のイベント「Industiral Poetry」では毎回「怪文書」が配布される。 7月に開催されたVol.6(ぼくはDJとして出演させてもらった。その際のセットリストはこちら)で配布された怪文書では、川崎市にあるインドネシア発... 2025.08.17 03 Books1000冊紹介する
03 Books おさらいとして―ライダー・キャロル『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』【167冊目】 バレットジャーナルというのは、ノート術の類が好きな人ならだいたい知ってると思うが、ちょっと前に流行ったノート術のひとつだ。とりあえずこのあたりを読むとだいたいわかると思う。 だいぶ前に一冊バレットジャーナルの本は読んだことがあって、ある程度... 2025.08.16 03 Books1000冊紹介する
03 Books ドイツとフランスの違い―トーマス・マン『魔の山 Ⅱ』【166冊目】 1巻を7/1に読み終え、7/22に2巻を読了。だいたい一日20ページのペースで読んでいき、最後に残り少なくなったら一気に読むという『失われた時を求めて』と同じスタイルで臨んだのだが、分量的にプルーストの5分の1くらいなので、やはり5分の1く... 2025.08.11 03 Books1000冊紹介する
03 Books 苦手なミュージシャンを著書を通じて克服する試み―デヴィッド・バーン『音楽のはたらき』【165冊目】 デヴィッド・バーンとトーキング・ヘッズがむかしから苦手なのである。なんかあの独特の発声がダメなのだ。あとそもそもニューウェーブ系ファンクもあんまり得意ではない。『ストップ・メイキング・センス』なんかを観ても、苦手さがつのるばかり。だったのだ... 2025.08.10 03 Books1000冊紹介する
03 Books 2022年のロシア―「EL ZiNE vol.54」【163冊目】 2022年4月発行。巻頭はロシア現行バンドの特集なのだが、制作作業中にウクライナ侵攻が始まってインタビューにも急遽追記が入ったりしたという。ここに出てくるようなバンドは基本的にプーチンにもウクライナ侵攻にも批判的な人たちだが、その後どうなっ... 2025.08.06 03 Books1000冊紹介する
03 Books 日本初期パンクシーンの豊穣―「EL ZiNE vol.53」【162冊目】 巻頭は80年前後に活動したパンクバンド3連発。 まずはv.a.『東京New Wave 79』にも収録されていた10代のパンクス、BOLSHIE。表紙の写真からして子ども!という感じですごい。BASEから発掘音源集がリリースされたことを受けて... 2025.08.05 03 Books1000冊紹介する
03 Books バルセロナまた行きたい―「EL ZiNE vol.51」【161冊目】 巻頭はバルセロナ現行ハードコアシーン特集まず注目したいのは巻頭インタビューのPOLSである。女性ヴォーカルのメロディアスなハードコアパンクで、新人バンドは数あれど、実際にはベテランの新バンドというのが多くて、本当に若いのは珍しいのだという(... 2025.08.04 03 Books1000冊紹介する
03 Books 精神衛生―jMatsuzaki,佐々木正悟『先送り0(ゼロ)』【160冊目】 今年になってからよく聴いているポッドキャスト「ブックカタリスト」で取り上げられていた本。 著者のひとりであるjMatsuzakiをゲストに迎えて収録されているのだが、このひとはNotionでツェッテルカステンをやる方法みたいなブログを書いた... 2025.08.02 03 Books1000冊紹介する