2025-04

03 Books

編集スキルを上げたいと改めて思った―『ユリイカ2024年11月号 特集=松岡正剛』【62冊目】

昨年秋に亡くなり、けっこうすぐに出た追悼特集号。 いろんな人が寄稿しているが、やはり面白いのは工作舎/「遊」の時代に深く関わったひとたちである。工作舎がどのように成立し、「遊」がどのように作られたのか。ということで鼎談「工作舎の編集幼年期」...
02 Too Fast To Live Too Young To Die

2025/04/07(月)

9時半起床モーニングページを書いたり日記、映画メモを更新したり。 昼食にほうれん草とエリンギのクリームパスタを作る。まあまあ。 本を2冊それぞれちょっとずつ読み、体操して14時半頃家を出る。 シアタス調布で映画『エミリア・ペレス』。自分の座...
03 Books

読書メモは楽しい―五藤隆介『アトミック・リーディング』【61冊目】

最近特に意識的に読書メモをつけるようになった。以前は気が向いたら紙のノートにメモしていたのだが、最近は読書メモをつける流れを見直しており、以前よりもマメに記録をつけている。そんな興味から読んでみたKindle本がこちら。 「読んだ本について...
05 Movie

B級的な奇想―『エミリア・ペレス』

メキシコ。優秀だが女性で有色人種であるためにアシスタントの地位から抜け出せず、明らかに有罪な悪人に無罪を勝ち取らせている自分に疑問をいだいている弁護士リタ。謎の電話に呼び出されていったところ、袋を被らされて拉致される。連れて行かれた先には麻...
03 Books

これから読む人は新装版を――『関西ハードコア』【60冊目】

FORWARD/DEATH SIDEのISHIYAさんが日本のハードコアに関する貴重な本を次々と上梓されているが、その皮切りになったのが本書である。刊行当時、初版は早々に売り切れて重版時には増補記事が入り、さらに最近は別な版元からCD付きの...
05 Movie

映像美で押し切った感―『テトロ 過去を殺した男』

ブエノスアイレス。新人の船乗り青年ベニーが腹違いの兄アンジーを訪ねてくる。かつて兄が書いた心温まる手紙を携えてやってきたのだが、そっけない態度をとられてしまう。アンジーは家族を捨て、テトロ名乗って舞台照明の技師として、かつて収容されていた精...
02 Too Fast To Live Too Young To Die

2024/04/06(日)素早く大雑把に読むことと崇高の概念、おふろだいすき

8時起床甥っ子たちも起きているが眠そうだ。昨夜遅かったもんな。甥っ子2号から2階のおもちゃを持ってきてほしいと言われたので、持ってきてあげる。プラスチックのボールとほうきでゴルフをやっててかわいい 8:40ごろ家を出て神保町へ。非哲学者によ...
02 Too Fast To Live Too Young To Die

2025/04/05(土)憂鬱と堪能と再読と再開

11時起床 ジャズの勉強の一環として理論面を強化したいなと思ったのだが、考えてみたら『憂鬱と官能を教えた学校』を読みなおせばいいのかと思い当たる。永田希さんの『再読だけが創造的な読書術である』にあった、「新しいジャンルに手を出すときには、ま...
02 Too Fast To Live Too Young To Die

2025/04/04(金)

昼起床、醤油ラーメンを作る。 弟一家も従弟のバーベキューに参加するとのこと。たのしみだなー。 ブログ更新したりnoteの新譜新刊紹介を更新したりする。 ザッパのビート・ザ・ブーツ・シリーズを積んであったのをちょっとずつ聴いている。今さらだけ...
03 Books

読書の快楽の極み―『4321』【59冊目】

オースターってこんなに面白かったっけ! というくらいに最近ハマっていたのが昨年秋に刊行されたポール・オースターの『4321』である。信頼の柴田元幸訳。 何を言ってもネタバレになるタイプの小説なのでどう説明したらいいんだろうか……。ニュージャ...