90年代の鮎川誠をとらえた写真集。ぼくが初めてシナロケを観た頃だ。

ライブ写真を中心に、楽屋やオフショットなども収録。まあそりゃかっこいいわね。
真ん中あたりにロングインタビューも掲載されており、これもいつもの鮎川節ではあるのだが、ちょうどコンピューターにハマり始めた時期でもあるので、そのあたりの話も出てくる。
40代になって年齢を意識することが増えていたのかもしれないが、ロニー・スペクターやアニマルズなど、年長のミュージシャンについての発言が目に付く。ロックは若者のやるものでいずれ引退するものだと思っていたが、ブルースマンたちを通して「死ぬまでやるもん」だと教わったという発言が出てくる。ああ、この人はそれを実行したのだなあと思う。
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