ブログに書く順番が前後してしまったが、38号に続けて読んだのがこちら。2019年の年末号となる。ていうかvol.39がなかったんだけど買いそびれたのかな。38の大倉久保田対談が面白かったので、後編が読めなくて残念だ。

40号の巻頭はThe TitsのUSツアーレポ。文章うまい。TOM & Boot Boysでもアメリカツアーでは風呂に入れないという話がでてきたが、AMTなんかはちゃんとシャワー浴びれてるイメージがあるんだけどどうなんだろうか。海外ツアーといってもバンドによって、あるいはジャンルやシーンによってやりかたや作法が全然違うので面白い。
年末号らしくレコ店による年間ベストアンケートが掲載されている。Nightmare率が高い。しかし昨今のレコ店事情を考えると、6年前の年間ベストとしてここに掲載されているもののうち、何枚がいま現在フィジカルで入手可能なんだろうか。逆にいまでもデジタルで聴けるものは多そうなのでそこは便利とも言えるんだけど。
その他インタヴュー記事としては、「EL ZINE」という誌名の由来となったEL BANDA。創刊のころからオファーをし続けて10年ごしでようやく実現。商業誌じゃないからこそできる執念という感じ。
それと元The BoysのDuncan Reidの来日記念インタヴューというのもあり。考えてみるとBOYSって全然聴いてなかったので、ディスクレビューもついてくるのはありがたい。ベテランを紹介する記事にはこういう資料性がほしい。
マグダラ呪念や死神紫朗のインタヴューというのも嬉しい。38号のマリア観音と同様、こういうのが載るところがいいところだと思う。死神紫朗はラップをやる前か。
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