どこかに閉じ込められていた怪物が地上に現れて、大暴れを始めるというところから始まる。破壊のみを目的とするかのごとく暴れ続ける怪物はいつしか「ドゥームズデイ」と呼ばれることになる。

ジャスティス・リーグの面々が立ち向かうがことごとくやらていく。
ちなみにここに出てくるグリーン・ランタンは、先日のジェームズ・ガン版『スーパーマン』でも活躍したガイ・ガードナーである。映画と同じ髪型でちょっとうれしい。
ひたすら暴れながら移動していくドゥームズデイを食い止めようとスーパーマンおよびジャスティス・リーグの面々が立ち向かうも、そのたびに蹴散らされていくという形で話は進んでいく。
途中、母子家庭でちょっとグレた息子の家がドゥームズデイに破壊され、母と妹を助けてくれとスーパーマンに懇願するところがある。こういうのがヒーローものは大事だなと思う。その少年がガンズファンというあたりに時代を感じる(1992年刊)
タイトルおよび表紙を見ればわかることなのでネタバレにはあたらないと思うが、最後はスーパーマンとドゥームズデイが死力を尽くしたどつき合いの末に相討ち。スーパーマンの亡骸を抱きかかえたロイス・レインが泣き叫ぶ。
とまあ、うちにある本はここまでで終わっているのだが、実際は三部作になっていて、その後復活するらしい。アメコミってのはそういうものなので、これもネタバレにはあたらないだろう。
ほかに印象的だったのは、レックス・ルーサー2世というのが出てくること。そしてスーパーガールとつきあってるというのでびっくりした。
しかも親はツルツルなのに息子はフサフサ(なんならモジャモジャ)なのだ。遺伝って不思議!
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