『オーメン』『オーメン2/ダミアン』『オーメン3:最後の闘争』

05 Movie

2024年公開の『オーメン・ザ・ファースト』の評判が意外といいので観ようと思ったのだが、そもそも『オーメン』って最初のやつしか観てなかったので、年末年始にまとめて観たのだった。一作目だけ何回か観てて、以後のシリーズはまったく観ていない。
こういうパターンってぼくは意外と多くて、『エクソシスト』『猿の惑星』なんかも同様なのである。『エイリアン』もそういえば2までしか観てない。そして全部見ないと最近のリブートやら何やらも見れない気がしてしまっている。これ、本当はたぶんそんなことないんだけど、性分の問題だ。

ということで、感想を手短に。

『オーメン』

これだけは何度か観てるがやはり面白い。今回はDVDに収録のメイキングも観たのだが、これがまた面白かった。
当時ヒットに恵まれなかったリチャード・ドナー監督にとっては出世作であり、これが後の『スーパーマン』などにつながったという。
演出にあたっては、眼力の強い俳優が好きなので目のアップを多用したとのことで、たしかに言われてみれば目のアップが印象的だった。これ、『スーパーマン』とかでもそうなのかな。改めて確認したい。
それと、グレゴリー・ペックのような大御所俳優がこういう映画に出演するというのも当時としては珍しいことで、映画に箔をつけるのに役立ったようだ。

『オーメン2/ダミアン』

ということで第二作。ダミアンは叔父の家で育てられ、従兄弟と一緒に士官学校の寮に入る。ということで寮内での生活や親族(特に従兄弟)との関係が描かれ、もう一方で叔父の会社での権力争いが描かれる。
今回は役者の目のアップは見当たらないが、代わりにカラスの目がアップになる。カラスが現れると、そこには悪魔の力によって人が死んでいくわけだ。邪魔者たちがわりとサクサクと殺されていくのでやや起伏に欠けて単調ではある。盛り上がるところは強いて言うならエレベーターのシーンと、従兄弟との対峙のシーンかな。後者は美少年映画としてなかなかのレベルではある。

『オーメン3:最後の闘争』

いよいよ大人になり、大企業の経営者から政治の世界へ乗り出そうとしているダミアン。BBCのキャスター(シングルマザー)と恋愛をしつつ、その息子を悪魔の手先として巻き込もうとする。
最後の対決シーンなどは一見派手だが結末は拍子抜けかな。
BBCキャスターがダミアンとアナルセックスをした結果、直腸に妊娠して肛門から出産するという驚愕の続編が予定されていたという。実現してたらすごいな。

実は『オーメン4』も存在しているということも知ったのだが、そちらはまだ観てない。ていうか、そもそも『オーメン・ザ・ファースト』を観るためのオーメンマラソンだったのだが、『ザ・ファースト』もまだ観てないのだった(そのうち観るとは思います……)

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