デヴィッドといえばボウイとヨハンセンとリンチとフィンチャー―『ユリイカ2025年4月号 特集=デヴィッド・リンチ』【126冊目】

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「ユリイカ」のデヴィッド・リンチ追悼号。
リンチの追悼特集みたいなものってあまりチェックしてないのですが、滝本誠さんはどこかに書いたのかな(とりあえずこれには載ってなかった)。

巻頭の未邦訳インタヴューはなんとなく話題がとっ散らかった感じはあるかな。

論考で面白かったのは北村匡平、佐々木敦、丹生谷貴志など。
佐々木さん以外でリンチの「音」に着目している人も何人か。
『砂の惑星』の話をする人はやはり少ないな(笑)。
柳楽馨論考で紹介されているデヴィッド・フォスター・ウォレスのエッセイが面白そうだけどどこかで訳されていないんだろうか。

亡くなったあとにざっと映画作品を観返したのだけど、やはり「ツイン・ピークス」と「ザ・リターン」は観直さねばなるまい。そして「ツイン・ピークス」のセカンドシーズンは観なくていいと書いてる人がいたけど、そんなことはないと思います!

あとマーク・フィシャーを引用している人が多いのが印象的だった。『奇妙なものとぞっとするもの』読まないとなあ。

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