SFマガジンとミステリマガジンは毎号買ってるんだけど、全部書斎の「積読タワー」(こういうやつ)にぶっこんであって、もう2年分くらい溜めてしまっている。今年はこれを全部読むぞ。と、こないだ決めた。ということでまずは目についた中で一番古いSFマガジンを。

特集は「ミステリとSFの交差点」。ミステリ畑出身の作家によるSFミステリ短編の読み切り掲載するほか、両分野にまたがって活躍している作家たちによる座談会(芦沢央× 小川哲× 柴田勝家× 斜線堂有紀)、そして小説・漫画・アニメ・ゲームなど各ジャンルにおける「SFファンにおすすめのミステリ作品」ガイドなど。
しかしミステリのほうでは近年は「特殊設定」といって、SF的な設定の施された作品が大きな潮流となっているので、なんとなく今更感のある特集だ。逆にSF読者からすると新鮮なんだろうか。
2年半くらい前に出た号だけあって、短編や長編の冒頭部掲載などは、すでに単行本で読んでしまったものも多い。そうか、この頃が初出だったのか(遠い目)
それと成都でのSF大会のレポートがなかなかカルチャーショック感があって興味深かった。とにかくものすごい規模で、ちょっと国家の威信を掛けている様子すらある。一方で、LGBTQに関する話題など、通訳を拒まれる場面もあったりしたそうだ。
さて、今年中に積んであるのは読み終えられるかな……
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