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日本初期パンクシーンの豊穣―「EL ZiNE vol.53」【162冊目】

巻頭は80年前後に活動したパンクバンド3連発。 まずはv.a.『東京New Wave 79』にも収録されていた10代のパンクス、BOLSHIE。表紙の写真からして子ども!という感じですごい。BASEから発掘音源集がリリースされたことを受けて...
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バルセロナまた行きたい―「EL ZiNE vol.51」【161冊目】

巻頭はバルセロナ現行ハードコアシーン特集まず注目したいのは巻頭インタビューのPOLSである。女性ヴォーカルのメロディアスなハードコアパンクで、新人バンドは数あれど、実際にはベテランの新バンドというのが多くて、本当に若いのは珍しいのだという(...
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【告知】8/8 “UNDERLAB”【DJ予定】

昨年より時々出していただいている阿佐ヶ谷COOL DREAD BARの平日実験パーティ「UNDERLAB」にまた出演します。 2025/08/08(木)20:00-0:00阿佐ヶ谷COOL DREAD BAR DJ: SKULLPOP、Ma...
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精神衛生―jMatsuzaki,佐々木正悟『先送り0(ゼロ)』【160冊目】

今年になってからよく聴いているポッドキャスト「ブックカタリスト」で取り上げられていた本。 著者のひとりであるjMatsuzakiをゲストに迎えて収録されているのだが、このひとはNotionでツェッテルカステンをやる方法みたいなブログを書いた...
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詩人、日記、批評、犬、韓国―「文藝 2025年春季号」【159冊目】

「文學界」「群像」に続き芥川賞候補作を掲載誌ごと読むチャレンジのラストを飾るのは「文藝」である。今回は3冊だけなので楽勝だ。「新潮」「すばる」は無かったんですね。 まずは芥川賞候補作、向坂くじら「踊れ、愛より痛いほうへ」。理不尽な思いをする...
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51冊目50号―「EL ZiNE vol.50」【158冊目】

0~49号までを振り返る巻頭特集。この号は売れたとか売れなかったとかコメントがついていて、ぼくなんかはわりと毎号買っている(つもりでいたけど意外と抜けてた)のだけど、やっぱ号によって買う人買わない人っているのだなあと素朴に思いました。 表紙...
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夢の話など―「群像 2025年6月号」【157冊目】

芥川賞候補作を全部掲載誌で読むシリーズ第2弾は「群像」である 「群像」6月号は駒田隼也「鳥の夢の場合」の掲載号。第68回群像新人文学賞の受賞作として掲載された。マジックリアリズムというか、白日夢的な雰囲気があって悪くない。芥川賞の候補にはな...
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カラフル&エキゾチック―サラーム海上『SouQ vol.14』【156冊目】

ワールドミュージックのライターとして、そして世界の料理研究家として活躍しているサラーム海上さんによるZINE。2021年に出た号を買ってあったのを棚から発掘した。 毎号全ページオールカラーなのだが、今回は初めてのアフリカ(モロッコを除く)と...
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DJ Set List for Industrial Poetry vol.6

7/19(金)に開催されたイベント「Industrial Poetry」でDJをやってきました。 今回は「Cosmic & Spiritual」というテーマで臨みました。ということで、以下セットリストです。 Phillip Glass / ...
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ひっそり続く異形の偉業―スズキロク『よりぬきのん記2023』【155冊目】

先日、ライムスター宇多丸さんのラジオ「アフターシックスジャンクション2」(アトロク2)で「このマンガがすごい面白い2025」というのが放送された。 そのなかでトップで紹介されていたマンガがスズキロク『よりぬきのん記2024』。紹介者が「手に...